Super Multi Coated TAKUMAR f1.8 55mmオーバーホール!①

カメラ

イマ流行のオールドレンズ

何やら最近のカメラ界ではオールドレンズが流行っているようですね。
「オールドレンズ」とは、戦後とかに製造されたふるーーーいレンズ。フィルムカメラ用ですが、マウントアダプターを使用すれば現代の一眼レフ、ミラーレス一眼等にも使用することが出来ます。

ただし、かなり古い製品のため状態が悪かったり、カビや曇りがあるものがザラです。

さらに、これは体験談なのですが、オートフォーカスなんて当然半世紀前には搭載されておらず、完全にマニュアルなレンズです。このため、ピント合わせが難しく、ピーキング機能の無いカメラだとどこにピントが当たっているのか判断が難しいです。

なので、昔の確認画面の無い、フィルムカメラで撮影していた先人の方たちは、とてつもない目を持っていたのですね。先輩方凄いです。

せっかくなのでDIYでオーバーホール

値段はピンキリなのですが、状態の良いレンズだとウン万円になったりします。
もちろん、それでも現代のレンズにすれば安い方なのですが、ビンボーなので、ウン万円もするレンズはそうそう手を出すことが出来ないのです。

じゃぁ、電子制御も無いシンプルなレンズなので、自分でオーバーホール(分解清掃)することもあまり難しくは無さそうです。工具が必要ですが、また使うと思うので、今回買ってみました。

今回実験台となるレンズ

ASAHI PENTAX Super Multi Coated TAKUMAR 1:1.8/55

オールドレンズの定番でしょうか。
Super TAKUMARの中でもカメラと同梱されていたレンズ?なので流通量がかなり多く、値段がとにかく安い。けど、写りは今にない味わいを持っており、唯一無二の存在でしょう。

そんな定番レンズを今回はジャンク品を狙い、カビ多めの個体を選びました。

必要なもの

今回も工具を紹介していきます。

カニ目レンチ

レンズの固定リングを外したります。キズをつけたくないので、出来る限りは使用しませんが、使用せずにオーバーホールも無理でしょう。
足を開き、レンズの溝に合わせてネジを緩めたり締めたりします。とにかくキズのリスクが高く、ツルッといってレンズに当たると、その瞬間からクズのようなレンズになります。

吸盤オープナー

別に吸盤ではないのですが、吸盤オープナーと言ったりするそうです。
キズをつけないためにも、固定リングを外す時は極力こっちの工具を使います。動かない時にカニ目レンチを使うイメージ。

レンズサッカー

Soccorではなく、Sucker(吸う)。無くても作業はできそうですが、あると効率よく作業できます。
レンズを吸って保持します。吸引したままレンズユニットをねじ込んだりも出来るので、費用対効果は有るかと思います。
尚、専用品でなくとも、自動車整備等で使うタコ棒でも代用できそうです。

ブロワー

組み上げ時にチリや埃を飛ばします。持ってれば買い足す必要はありません。
Amazonベーシックのがあるので、それが容量が大きく使いやすそうだったので購入しました。

無水エタノール

カビを除去するのに使います。無水と名がつくので、水分を含んでいません。
消毒用エタノールもありますが、あれらは約20%ほど水を含みます。
水を含むと水跡が出来るし、カビの原因にもなるでしょう。普通の薬局で変えるので、何かで寄った際に買うと良いと思います。(普段の掃除にも大活躍)

レンズクリーナー

普通にキズのつかないペーパーウェスを購入したつもりでしたが、実はウェットタイプで間違えました。が、無水エタノールが高いと思った場合はこちらで代用出来るでしょう。
クリーニング性能はかなり高くなっています。アルコール成分が抜けて乾燥しても、吹上ウェスとして利用出来ます。

ニトリル手袋

これは絶対オススメです!
レンズを触るので、指紋が付かず、手のひらの水分が付着することもありません。
また、僕が今の所何個か試した中で一番安く、頑丈です。
レンズオーバーホール以外にも普段の掃除なんかでも手を汚すこと無く作業出来るので、買っておくと良いと思います。

今回の餌食

ASAHI PENTAX Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:1.8/55mm

少し調べると「Super Multi Coated」とあると1971年頃の付属レンズのようです。
いわゆるトリウムを採用しているヤヴァいヤツです。

チリカビ状況を確認!

Photo taken with Focos

一応、ジャンクレンズを購入したので、カビが目で見てもかなりあります。
写真じゃ分かりづらいですが・・・

あとこのレンズ、絞りの鏡筒がガタつきます。これもバラした時に見てみます。

いざオーバーホール!

まずは銘板外し

吸盤オープナーを利用して品名等が打刻されている銘板を外します。
iPhoneを片手で撮ったりしてたので、ポートレートモードになっていますが、ご愛嬌。。

外したのが下。

結構まだこれから写真多めで長くなるので分けます。
次回は前玉ユニットから外していきます!

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