廃墟のセカイ
これまで検索するとすぐに分かる物件ばかり掲載してきましたが、いよいよ廃墟界隈の深みに入ります。
twitterで知り合った方に地図にも載っていない所へ連れて行ってもらいました。
今回は医院を見ていきます。
まだこの時はブログを意識して撮影していないので、説明と写真がそぐわないかもしれませんが、どうぞ。
使用機材は基本的にSIGMAの広角とキャノンの蒔絵50mmです。
[rakuten id="kobaco-003:10005618" kw="SIGMA 20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL"]
[rakuten id="emedama:10062956" kw="キヤノン EF50mm F1.8"]
医院の中へ潜入
この医院、江戸時代から長きに渡って診療をしている歴史ある医院のようです。現在は以下の写真のように使用されずに放置状態となっています。
早速中へ
廃墟なので、玄関からガラガラ入ることは無いですね。
窓から中を見ることが出来ます。

入ったところは手術室、レントゲン室等いろんな事をする部屋だったのだと思います。

洗浄はもうする必要はなくなりました。

病院といえば機材があります。
ここにも当時使っていたであろう機材がそのまま残されています。
多数の人を助けてきた機材は助けられることもなく、静かに過ごしています。

次の部屋へ
その部屋は診察室かな。
簡単なベッド(カブトムシ付き)があるくらい。でも、何か重みを感じます。

廃墟にある鏡は何か引き込まれるものがあります。
見てはいけないような。でも、何があるのか確認する必要がある気がして、、

その反対側には物置と化した小さな部屋。
何だったのか計り知れないのですが、スリッパをどうぞ。

入り口はシンプルに待合室も兼ねて
玄関、入り口は至ってシンプル。
畳だったので、靴は外で脱ぐのかな?それともスリッパを置いていた棚に入れておくのか、、まさかの畳で少し驚きました。

薬の受け渡し窓。
当時の患者さんが待っている最中の不安や緊張感が見えるようでした。

院長の部屋
この建物は非常にシンプルな作りとなっており、もう最後の部屋になります。しかし、医院らしい物が多数残っており、当時の風景が目に浮かんできます。
恐らく物件を去るときに棚や机を端っこに寄せているのだと思います。もう1つ奥に棚があるのが分かります。

右から読みます。
「毒薬」
もう、パット見で「これはマズいんだな」というのが分かります。
現在の医療でもこれに相当するものはあるのでしょうね。毒をもって毒を制す。正常な体には毒ですが、異常な時には薬にもなるのでしょう。

瓶に入って、100年余りの時間経過でも液体が残っているので、酸とかでしょうか。アルコールなら蒸発してると思います。

溢れ出すオロナイン。
というか、昔からあるんですね。そして、医療現場でも使われてるのですね。

廃窓。
光を取り込んでいるのに、空気感は暗い。


それ以上の事は無いけど、コンセントです。

おわりに

有名な物件しか知りませんでしたが、広島にも秘めたる物件があるのですね。
いろいろなお話を聞かせてもらいましたが、廃墟界隈は中々深い世界でした。これからまだまだ深みに入るかもしれませんね。
場所については分かりません。故にこの記事内にマップを貼ることもしません。
また次回、この日の物件を書きたいと思います。