ここ最近、写真を大量に撮ることが増え、どんどんドンドンPCの容量を食ってきています。
特にここ最近のPCに仕様として、メインストレージはSSD、サブストレージはHDDというハイブリッド構成が当たり前となり、少しずつですがSSD一本でも普通のPCとして使用できるくらいの容量が増えてきました。
が!
それでも撮影枚数の方がペースが早く、オーバーフローするのが目に見えてるので、今回画像保存について考えてみます。
PCの容量が足りない!
廃墟を撮り始めてからJPEG保存からRAWに切り替えたのですが、Mサイズ(4Kくらい?)でも1枚16MBくらいの容量を食ったりして、1回の撮影で2-300枚くらい撮ってると、ミスした写真を消しても1-2GBくらいになってしまうのです。
SSDが進歩して1TBを超えてきてますが、SSDにも寿命があり、書き込み回数を超えると異常に遅くなってしまうため、SSDでの管理も現実的ではないのです。
やっぱりローカルで保存するならHDDが今の所無難ってことですね。
ローカルかクラウドか
ローカルでHDD
さて、昔から使われているHDD、やっぱりファイル保存といえばHDD。何か分からないですが安心感がありますよね。なによりも手元に置いていつでも好きなようにファイルを触ることが出来る。
PCをよく自作してた時に使ってたHDDの値段が僕は7,000円程度が多かったので、現在7,000円前後で購入出来るHDDを探してみました。
[rakuten id="applied2:11242861" kw="SEAGATE ST4000DM004 "]
2020年現在の主流は4TBなのですね!だいぶ容量増えてます。
HDDのメリット
- 容量多い!
- ローカル保存なので、漏洩リスクが低い!(データ施錠してたら)
- 動作早い!
- 手元に置いておく安心感!
HDDのデメリット
- 電気代食う
- HDD破損リスク
- 母艦となるPCでしか見れない
何よりもリスキーなのはHDDは消耗品です。いつでも吹っ飛ぶ可能性があります。
以前、Seagateの製品を利用していて、かの有名な不具合に遭ってしまった事があります。
これ以降、1年以上使用したHDDはいつでも壊れる可能性があるものだ、という認識に変わりました。どのメーカーであろうとHDDは壊れます。
クラウドサービス
今はクラウドサービスという、ネット上にあるストレージサービスが色々展開されています。
有名所としては、AppleのiCloud、MicrosoftのOne Driveなどなど、いろんなサービスがあります。
なにより物理的な物体を持たないので、気軽に扱うことが出来ます。さらに、クラウドサービスの一番の特徴としてマルチデバイス(複数端末)での操作が可能となり、母艦のPCで管理し、外出先の携帯でも閲覧することが出来ます。
さらにデータはサービス会社によりますが、RAIDシステム(複数ストレージ同期)で構成されているので、あるサーバーのストレージが壊れてもバックアップがあるので安心です。
まさに、IT社会の産物ですね!
クラウドのメリット
- HDDの電気代不要!
- データ破損のリスクなし!
- 複数端末で閲覧・編集することが可能
クラウドのデメリット
- パスワード管理のためセキュリティリスク有
- 利用サービスにより有料
- ブラウザベースのためエクスプローラーと同じ感覚では使えない
- 障害発生時にはどうすることも出来ない
- 携帯の転送量が少ないと閲覧するのにも使用量を圧迫する
で、どっちを使う?
ローカル管理はとにかくエクスプローラー形式で操作するため、操作が簡単で編集等もラクチンです。
対してクラウドはそのマルチデバイスでの利用が魅力的。
HDDは4TBで約7-8,000円でした。クラウドサービスで同等の容量を得ようと思うと、クラウドストレージの代表格、Dropboxは年間ウン万円します。
1年経ったHDDは破損リスクの高いものだと思っているので、毎年交換が必要になりますが、クラウドサービスより安価です。
ですが、そのバックアップ作業やローカル管理をする手間を考えるとローカルはやることが多い・・・
その点、クラウドは放り込んでしまえば、データ管理やバックアップはお任せです。さらに携帯でも見れる。
料金については、Dropboxを例にしましたが、他にもストレージサービスはいっぱいあるので、調査次第では結果が変わります。そして、時代はクラウド!あと、バックアップとかの手間がとにかくしんどいので、今回はクラウドを選択します。
携帯の転送量が少ないですが、家でも会社でもWifiに接続しているので、消費することは無いと見ました!
サービス比較
世の中いろんな会社からサービスが提供されていますが、ネット社会は流行り廃りが激しい為、あまり聞き慣れないサービスを選んでしまうと、ある日急にサービス終了となってしまい、難民となってしまいます。
そのため、比較的有名なサービスを選ぶのが無難です。
iCloud Drive
参考料金:
5GB 無料
50GB 130円(税込)/月
200GB 400円(税込)/月
5GBは無料で取得することが出来ます。携帯がiPhoneなので、必然的にAppleIDを作成しているため、自動的に付帯されています。が、バックアップデータとの共有のため5GBでは足りません。
Google Drive
参考料金:
15GB 無料
100GB 250円
200GB 380円
※いずれも有料はGoogle Oneというサービス名称です。
無料でいきなり15GBくれるとは、さすがGoogle先生。あっぱれです。
が、1つ罠なのが、Gmailやその他スプレッドシートなどのサービスとストレージを共有するため、周囲のサービスを利用している場合、純粋に15GBを利用することが出来ません。
ただし!やっぱりあなどれないのがGoogle先生。画像に関しては容量無制限なのです!!さすが!!
じゃぁ、Google Driveでいいじゃん、と思いたいのですが、コレにも条件があって、無圧縮ではないのです。Google Driveのアルゴリズムによって圧縮されたファイルは容量無制限という条件付きです。
このため、RAWなんかは圧縮が出来ないので、アップロードは出来るけど容量を食います。また、その他JPGも無制限とは言え、一旦15GBを消費します。そして、15GBを超えることが出来る、というサービスになるため、そうなるとその他サービスに影響が出てしまうのです。
悩ましい。
One Drive
参考価格:
5GB 無料
単独:100GB 224円/月
プレミアム:1TB 12,984円/年
※Office 365 Soloに加入のため、Word/Excel/Power Point/Outlookが付帯されます。
Microsoftによるストレージサービス。なにより安心感が良いですね!
また、月額に換算すると1000円少々払う、プレミアムであれば、Officeも利用することが出来ます。
要らないなら、単独サービスでも100GBあるので、容量たっぷりですね!
box
参考価格:
10GB 無料
100GB 550円
無料でもしっかりと容量があります。JPGだけなら十分だと思います。
動作はすごく軽く、サクサク動きます。しかし、元々ビジネスユースを想定しているのか、個人向けとしては割高です。
Dropbox
参考価格:
2~20GB 無料
2TB 1,200円/月
ストレージサービスの先駆者!
ドラッグ&ドロップでブラウザにアップロードが出来る、という革新的なUIを作成したのも目新しかったですね。
無料版で~20GBとしたのは、紹介制度を採用しており、人数により容量が少しずつ増えていくのです。ですが、20GBは最大なので、そこまで増やせない可能性があります。
有料版の容量は十分すぎるほど容量がありますが、その分値段が高くなります。
Amazon Drive
実はAmazonもクラウドサービスを行っているのです。忘れていました。
参考料金:
5GB 無料
100GB 2,490円
んーー高いですね。
コレは無いわ、と思ってたら んん??

なん、、だと・・・?
やっぱりAmazon様!
プライム会員になっていれば、Amazon Driveの容量は5GBですが、写真に関しては無制限になるのです!!!
しかもRAWファイルについても無制限の範囲に入る!!!
すでに僕はプライム会員だったため条件クリア!灯台下暗し!!!

これを見た瞬間に「うぉおおおおおおぉぉおおお!!!」と思いました。
どんなにRAW撮影しても容量を気にしなくても良い!!!
Amazon様!ありがとう!!
ただし、現在EOS R等で採用されているRAWファイル、CR3についてはAmazonサイドでまだ対応が出来ていないため、画像として認識されず無制限に含まれません。
無制限に入れたい場合はDNGファイルに変換する必要があります。
手間はかかるが見返りが大きい
僕の60DはCR2なので、そのままアップロードすることが出来ます。
CR3を扱う方は少し手間が増えますが、この恩恵はあまりにも大きいです。
何も写真の保存以外にもプライム会員はありえないほど追加のサービスが充実しています。
特によく利用しているのが、、
- お急ぎ便無料
- Prime Video
- Prime Reading
- Amazonパントリー
- おむつ・おしり拭き割引特典
お急ぎ便無料は結構大きいですね。広島でも翌日には届いたりします。Amazonもですが、物流の方に感謝!
Prime Videoは追加サービスにしては充実しすぎたラインアップで飽きることがありません。さらに、携帯にもダウンロードしておけば外出先でも転送量を気にせず視聴することが出来ます!
Prime Readingも熟読するより軽く読むような雑誌やビジネス本も料金を気にする必要がありません。
あと、恩恵が大きいのが、おむつの割引です。薬局のセール等でも割り引かれるのでしょうけど、その割引が常に与えられるのです!これは本当にありがたい!!
こんだけ恩恵がありながらも、年間4,900円(408円/月)、月間500円という異常に安い料金となります。
いいんでしょうか!!??
もうこれは悩んでいるだけ無駄です。(言い切り)
今回色々と考えていましたが、一択です!
もうカメラマンはAmazon Driveで決まりです!