作る楽しさ、手にする喜び「自作エフェクター」の世界:工具編

自作エフェクター

何で自作するの?

なんたって安い!

ええと、僕弾くジャンルは「シューゲイザー」というジャンルで、一度に大量のエフェクターを使用することがあります。ブルジョアならつべこべ言わず好きなものを買うのですが、ビンボーなワタクシにとってはエフェクターとは高価(効果な!)シロモノなワケです。
特にエフェクターの世界に入り込むとブティック系と言われるさらに高価なものに興味を示してしまうのです。

結局商品な以上、原価があります。その組み上げる工賃とかで稼いでるわけなので、組み上げを自分で行えば安上がりになるワケです。

ものづくり体験

安く済ませれる他、1つのものを作り上げる達成感があります。
多分最初から音が鳴る事はなく、どこが悪かったのか考えて観察して修正し、ようやく求めていた音が鳴った時は感動です。

そんなモノ作りニッポンの体験も出来るという一石二鳥なのです。

難易度について

難易度は作るエフェクターによるため、一概には言えませんが、ラジコンが作れるんだったらエフェクターも作れるでしょう。

自作エフェクターは歪み系が特に制作されているのは比較的難易度が低いからです。特にファズなんかはシンプルな回路をしているため、はじめの第一歩としては楽しめる範囲です。
FuzzFaceなんかもあれだけ大きな筐体にチロルチョコ程度の基盤しか入ってません。

まずは工具を揃えよう

エフェクターを作るには工具が必要です。
必要最低限、安物の工具を揃えてもしばらくは使えると思いますが、このブログでは自動車整備、DIY(木工)も視野に入れているため、ある程度の耐久性を考えて選定しています。
なので、少し工具代だけでも全てを揃えようとすると高く付きます。が、工具は持っておけば色々な状況に対処することが出来ます。
少しずつ揃えておくと今後の生活で何か起きてもすぐに業者に依頼するのではなく、自分でどうにかできるようになります。

それを踏まえて工具を揃えていきましょう。。。

基盤関係

はんだごて★

何はなくともはんだごてが無ければ各種部品の実装が出来ません。出力は僕は40Wのものを使っていますが、あまり出力が高いと部品を焼き切ってしまうので、30~40Wくらいまでが良いかもしれません。
オススメというか、はんだごての定番はgoot(グット)のものでしょう。またこて先は太いと基盤の作業がしにくいので、こて先を変えて使用するのはアリだと思います。

こて台★

よくはんだごてを購入すると、箸置きみたいなこて台が付属してくるのですが、これは結構危険です。
新品の時は電源のコードが割と固く、束ねているときの形状を多少記憶していて、箸置きに置いた時にコードのクセのせいでこけたりします。そうなると、床や机を焦がしたり、最悪やけどをすることになります。
こて台をワザワザ買うのも煩わしいですが、少し重量のある台座のものをオススメします。僕は下図のを使ってます。(学校とかであるヤツ)

こて先クリーナー

上の台座にあるようなスポンジタイプのクリーナーもあるのですが、あれは水で濡らしてしまうので、使用時にこて先の温度を下げてしまいます。そうなると、再加熱まで時間がかかるため、煩わしくなります。また、こて先の余計なはんだは削げるけど、意外とダマがこて先から離れてくれません・・・

なので、下図のような金たわしのようなものをオススメします。僕もわざわざ買うのはバカらしい、と思ってたのですが、いざ使ってみると、温度が下がらないし、すっごく簡単にキレイになるんです!
そんなに高いものではないので、買っておくと楽になります。

はんだ線★

部品と基盤、又は部品と部品を溶接するために必要です。
ホームセンターに行けば安い、電気工作用などがありますが、一応エフェクターは音響?モノなので、音響系のはんだを買っておくほうが良いでしょう。
定番としては「Kester44」(ケスター又はキースター)が有名です。銀の含有量が多いものの方が音の伝導率が良くなりますが、高すぎてもコストアップなので、Kesterが鉄板です。

はんだ吸引線★

細かいはんだ作業をするため、どうしても間違いはんだは発生します。そんな時に、消しゴム的に使う吸取り線を容易しておきましょう。
吸取り線と間違いはんだを一緒に暖めて、毛細管現象で溶けたはんだを吸い取ってしまうやり方です。

はんだ吸取機

吸取り線の代わりに吸引機もあります。どちらかは必ず持っておきましょう。こちらは消耗品ではありませんが、吸引に少しコツが要ります。また、僕は吸引機よりも吸取り先の方がキレイに取れると思っているので、オススメではないですが、ご紹介です。

ヒートクリップ★

電気部品の中には熱に弱い部品もあります。トランジスタ、とか。でもはんだをする時にはどうしても高熱を加えることになってしまうため、素子に直接熱が行かないように、素子から生えている足に洗濯バサミのように挟んで熱を変わりに吸ってやるようなものです。
そんなに高いものではないので、買っておいて損はありません。

筐体関係

電動ドリル

ケースの穴あけ作業時に多いに作業効率が変わります。
DIYで木工もやりたい!という人はマキタ製の充電式電動ドリルをオススメします。マキタ製の良い点としては、バッテリーを他の充電式電動ツールと共有が出来るため、複数のバッテリーに悩まされることがなく、製品としても一級品です。

木工やらない!という人はコード式の簡易的なドリルでも手作業に比べたら天と地の差があります。比較的安く、コンセント電源なので、パワーがあります。

ハンドドリル

もっとローコストに、という場合は手作業になります。かき氷を作る容量でゴリゴリと穴を開けていきます。でも上記の簡易的なコード式ドリルもあまり値段が変わらないので、メリットは少ないかもしれません・・・

ドリルビット

電動でも人力でもドリルビットが無いと穴あけが出来ません。穴あけをする素材に応じてドリルビットは選ばないといけませんが、エフェクターのケースはアルミケースが多いため、金属用を購入しましょう。コンクリート用もありますが、仕上がりが荒くなります。木工用はドリルビットが負けます・・・
また、ビットセットは大体6.5mmくらいまでが主流です。が、ジャックやスイッチは12mmだったりかなり大きなサイズを空けるため、追加で12mmのビットもあると便利です。

その他、ステップドリルといったそれぞれのサイズで段になっているビットも有るため、これも使えます。

ロングノーズプライヤー★

いわゆるラジオペンチ。握りものの工具で有名なのはKNIPEXですが、さすがにエフェクター作成でそこまで手が出せないので、普通にホームセンター等である数百円のものでも充分です。百均のだと心もとないかもしれません。

ニッパー★

配線や素子の足を切るために使います。100均一でも使えると思いますが、一応、これはホームセンターレベル以上のものにしておきましょう。

ワイヤーストリッパー

有ると世界が変わる道具。
ワイヤーストリッパーが無い場合はカッターで被覆を抑えながら転がすと剥けますが、1本ずつやってると狂ってしまいそうになるので、このワイヤーストリッパーで作業出来るとストレスフリーになります。

カッター(又はPカッター)

これは100均とかので充分です。あればいい、という程度の工具です。
基盤の切断や、開封、など色々と使います。

グルーガン&グルースティック

ちょっと大きめの100均であればガンが300円、他スティックは100円ずつ置いてたりします。
主に、LEDの固定用で利用することが多いです。その他固定以外にも基盤のショート防止で使ったりします。無ければ無いで何とかしたりします。。

ドライバー(+)★

自動車工具での最高峰、Snap-onでなくても、DIYの味方、ベッセルが非常に使いやすいですね。
特にドライバーを買う場合は貫通型を買うと良いでしょう。エフェクター制作で激しいことはしませんが、車の整備等ではドライバーを叩いて強固なネジを外すことがあり、貫通なら叩いても問題ありません。

マスキングテープ

マスキングテープといえば3Mでしょう。粘着力や千切りやすさを考えても3Mが一番使いやすいと思います。下手に模型用のものを買うより、工具系をまとめ買いするとかなり安いです。

ピンセット

細かいパーツを扱うため、規模の大きい基盤だとピンセットを使うと実装しやすくなります。
100均でも充分です。ただ、先細担っている方が使いやすく、さらに鶴首というような先端が曲がっていると尚使いやすいでしょう。
ま、無ければ先細のものでも充分使えます。

計測器

デジタルテスター

一発で音が出ることは無い!と断言してもいいくらい、うまくいきません。
そんな時にこのテスターを使ってどこまで電気が来ているか調べて原因を突き止めます。

アナログテスターもあるのですが、アナログテスターは使用方法を誤るとヒューズを飛ばしてしまうため、少し難しいです。最近はデジタルテスターでも充分安いし、操作を間違ってもヒューズが切れることはありません。
で、デジタルテスターを買うのですが、選ぶポイントとしてはカードタイプは安いので”とりあえず”ならカードタイプでも可能です。
少し慣れてくると、トランジスタの増幅率を測りたくなるので、hFEが図れるタイプがオススメです。
下のリンクで言うと、ディスプレイ下にある8個の穴がソレです。

まずはカッコからでも良い

工具をあれこれ紹介しましたが、入門にしてはしっかりとしたものを紹介させてもらいました。
まぁ、まず格好から始めても良いんじゃないでしょうか。あと、エフェクター制作だけに特化した工具ではなく、家の修理や車のメンテナンス等でも使えるものを選んだつもりです。

是非コレを気に工具の世界にも足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

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