エンジンオイルの選び方は間違っている!?隠されたデータの秘密!①

自動車

エンジンオイルは交換しないといけない、ということは車を持っている人なら知っていますね。
ディーラーに任せているなら、それも良いと思います。間違いはありません。
でもディーラーでも様々なオイルを取り扱っていたり、量販店に買いにったら壁面にズラッと並べられたオイル缶を見て「どれを選べば・・・」と圧倒されている人は2~3人ではないハズ!

せっかくエンジンオイルを変えるチャンスなのです。色々なオイルを試してみて自分の求めているモノを見つけ出しましょう。
そのキッカケになればと思っています。

なんでエンジンオイルを変えるの?

エンジンは様々な金属部品で構成されており、さらに内部では燃焼が行われ800度や1,000度といった想像もつかないくらいの温度になります。
熱せられた金属は柔らかくなりもっと温度が上がれば溶けてしまいます。動いている最中に溶けるということは、摺動部分は引っ付いてしまいます。いわゆる焼付き、というヤツですね。

この焼付きが起きてしまうと、起きた場所によってはエンジン本体の交換が必要になってきたりします。この焼付きを防ぐ意味でもエンジンオイルは交換しなければなないのです。さらにエンジンオイルにはさまざまな役割があります。

  1. 潤滑
  2. 冷却
  3. 密封
  4. 洗浄
  5. 応力分散
  6. 防錆

これが基本的な役割です。多分、量販店でもよくPOPなんかに書いてあると思います。まずはここは押さえておきましょう。

エンジンオイルの基本的役割

潤滑

言わずもがな、金属同士が擦れ合うところには油を塗れば滑りが良くなります。
潤滑作用の良いものを選べばパワーロスを抑えれます。

冷却

エンジンの内部はあっつあつです。冷却するためにはクーラントが循環していますが、燃焼が行われているシリンダー内などには冷却水は直接冷やすことが出来ません。
そこで潤滑しているオイルが熱を外に伝えて、冷却を手助けしているのです。
油を人差し指につけて、親指を引っ付けると、いつもより指が熱く?感じると思います。これが指の熱を反対側の指に伝えている、ということです。

密封

分かりにくいですが、エンジン内部は今の技術ではほぼ隙間無く精度が高い造りをしていますが、それでも個別の部品が組み合わされている以上、顕微鏡レベルでは隙間はまだまだあります。
エンジンの燃焼工程では空気とガソリンを圧縮しますが、そこの隙間が多いと漏れてしまって燃焼が出来ません。そこで、微細な隙間にオイルが入ることで気密を確保するワケです。

洗浄

これはイメージしやすいでしょうか。汚れるから定期交換をします。汚れるということは、エンジン内部の汚れを集めているワケですね。
燃焼カスのススなんかによって黒くなってしまうのです。

応力分散

ここも難しいのですが、エンジン内部で”燃焼”工程になった時、とてつもない衝撃が発生します。
その衝撃を一箇所で受けていると衝撃力をモロに受けてしまうので、面で受けて力を分散させます。
こうすることで、エンジンの衝撃音の低減にも役立っています。

防錆

これは分かりやすいですね。金属は錆びます。ですが、被膜を作って酸素との結合を妨げてやれば錆びることはありません。そこで、エンジンオイルの被膜を作り酸化を防止する働きがあります。
最近の車はアルミニウム(1円玉の素材)で出来ており、サビにくい素材ですが、白っぽくなるのがアルミのサビです。サビると滑らかさが無くなってしまい、パワーロスまたはレスポンスの悪化にもなります。

エンジンオイル選びの基本

量販店に行ってオイルコーナーを見るとこんな数字記号があります。

0W-20ゼロダブル-ニジュウ

この数値はよく見ている方が多いと思うので説明不要かとは思いますが、念の為。

SAE粘度表示

SAEエスエーイー粘度表示とは、アメリカで設定されてあるオイルの粘度分類に関する表示です。
まぁ、ザックリ言うと硬さです。数値が大きくなるほどオイルが固くなり、小さくなるほど柔らかくなります。

「0W-20」は”0W”という低温粘度と”20”という高温粘度の両方に対応している「マルチグレード」というオイルになります。
なので、昔々(戦後?)の時代では「30」といったような高温粘度しかないシングルグレードというものがありましたが、今のエンジンでシングルグレードを使うものはほぼ無いでしょう。

低温粘度は0W~25Wまであります。
高温粘度は20~60まで、という資料がほとんどですが、2019年の今頃ではエンジンの性能が向上し、4や8といった一桁の粘度になってきています。ほぼ”水”みたいなもんです。

基本は抑えよう

このように、そのオイルの硬さを分かりやすく分類して表したのが、SAE表示となります。
基本的にはこの数字が大切なことは替わりありません。自動車メーカーが指定する粘度から外れて固くすると燃費悪化、パワーロスになるし、柔らかくすると焼付きの原因になります。
なので、そのエンジンで指定されてある粘度表示は原則守ります。

駄菓子菓子、これだけで選ぶにはお店の棚には同じ数値の缶がいっぱい置いてあります。
その中からどれが自分が求めているものなのか、手当り次第交換してみるのも手ですが、さらに深くデータを見ることが出来れば、エンジンオイルの見方が変わるし、交換後のフィーリングも感じやすくなると思います。

長くなったので次回さらに深く書いていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました